「Make your own Prototype」に応募しました

投稿日:2014-12-26

omron社から発売が開始された顔画像センシングデバイス“HVC-C”の発売前キャンペーン「Make your own Prototype」に応募しました。
このキャンペーンはデバイスを活用したアプリケーションのプロトタイプを制作することを条件に、発売前のデバイスが貸与され、アプリが承認されれば製品版を提供してもらえる、というもの。

実はこのデバイスの原型になるハードウェアokao visionはハードウェア系ハッカソンに提供され興味を持っていたものの「個人向けに提供しているデバイスではない」という説明だったので、少し残念に思っていたハードウェアでした。それがこうして一般ユーザー向けに開発可能なデバイスとして提供され、それを発売前に試すことができる、という訳で飛びついてしまいました。

応募当初に考えていたネタは、運転中の目瞑りを検出して居眠りを検知しアラートを鳴らす、というベタなもの。しかし締切直前になってベタすぎて面白くなく、妻に助言を得て考えだされたネタに差し替えての応募となりました。
車で営業に回る営業マンはお気に入りのラジオを聞いているのだけれど、運転中ゆえにメールやFAXを送ることは難しい。だけど何らかの形で番組に関わりたい、盛り上げたい、という気持ちがあるようです。それを着想点に、ラジオから面白い話が流れたとき(関西だけに笑いを取りに来る番組は多いです)HVC-Cで笑顔を検出しTwitterに番組ハッシュタグと一緒にツイートする、というアプリを考えました。

iPhoneアプリで制作していたので、radikoアプリから選択・放送中の番組データを取得出来ればよかったのですが、そういったデータの取得はできないらしく断念。代替の案としてradiko API(公式には非公開だけど、いろいろ情報は出回っています。また多少の利用は大目に見てもらえるらしい)を使って現在放送中の番組データを取得・選択できるようにして、データに含まれるハッシュタグを利用する、という流れになりました。

あくまでもプロトタイプということでUIや装飾については考慮されない、ということだったので、そのあたりは適当にコアの機能だけを作ることに注力し1日程度で組み上げました。笑顔のスコアも取れるので、スコアに応じてツイートする内容も変化させる、という仕様としました。

募集最終日に滑りこみで申請したため、同じく滑り込みの申請で混みあったようで、数日経ってからの無事承認となりました。申請したアプリのページはこちら(http://plus-sensing.omron.co.jp/egg-project/app/itayamasami/

radikoの非公開APIを使用しているので弾かれるかな?と懸念していたのですが、承認して頂けてホッとしました。

 

さて、折角面白いデバイスが手元にあるのだし、ということで我が家で催したクリスマスパーティでも活用できるよう、別アプリも作ってみました。
そちらはもっとベタで(キャンペーンにも同様のアプリが複数申請されていましたが…)笑顔を検出したら写真を撮る、というものです。

デバイスとの接続や笑顔の検出周りについては実装が済んでいるので、あとは写真を撮影するだけ、ということでパーティ当日の準備が糞忙しい朝の2時間を使って作りました。
HVC-C笑顔撮影システム

パーティ始まりの時に「笑顔になったら写真を勝手に撮るから、一杯笑ってみてなー」というと、やはり子どもたちは興味を示してくれてデバイスの前で沢山笑顔をくれました。撮れた写真を確認するには写真アプリを開く必要があったりと手間だったので、Chromecast経由でテレビに出力できるよう少し改良を考えています。

後日撮れた写真を確認してみたところ数枚の誤認識写真はありましたが、(当たり前だけど)笑顔の写真ばかりです。動作テストの為に自分の笑顔を撮っていた時はキモいわーと思っていたのですが、写真アプリの中に溢れる笑顔を見た時、とても気持ちが暖かく胸が熱くなりました。

新しいデバイスを使って何かプロトタイプを作る、というキャンペーンへの応募でしたが、これまでのように便利さや実用性の高いアプリを作るだけでなく、それが誰かの喜びに繋がるようなアプリを作ることの楽しみもあるのだ、と感じています。

omronからは承認の記念として製品版をお送り頂けるとのこと。キャンペーンは終わりましたが、このデバイスと組み合わせて使うことで楽しい・嬉しい気持ちになるようなアプリをこれからも作ってみようと思います。


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