デバイスハッカソン@大阪に参加してきました

投稿日:2014-06-25

6/21〜22に大阪イノベーションハブで開催されたデバイスハッカソン@大阪に参加してきました。
仕事が忙しいのもあって、ずいぶん久しぶりなハッカソンイベントの参加です。

4つのローターを持つヘリコプターの“AR.Dorone”や法人向けにしか提供されていないOMRONの顔認識センサー“OKAO Vision”、もうすぐ発売されるEPSONのスマートグラス“MOVERIO BT-200”などなど、様々なデバイスを使用して新たなサービスや製品を作ってみるイベントです。

通常、こういったデバイス系ハッカソンだとデバイスと通信する端末にはAndroidを使用するのが定石で、正直作業時間の限られたイベントでAndroidアプリの実装を済ませるだけのスキルは無いためWebシステム側の実装とか補佐的な役割を見込んでの参加でした。

アイデアソンからチームビルド

初日は各デバイスの説明からアイデアソンへ(そこまで大げさな内容ではありませんでしたが)。各自デバイスを活用したアイデアを紙に書き、それを参加者が見て回り良いと思ったものに投票するスタイルで、多くの票を得たアイデアがハッカソンで作るサービスの候補となります。

自分は2つのネタを。1つはAR.Droneに顔・人体認識ができるOKAO Visionを搭載し、災害発生時に人が立ち入れない地域で要救助者を把握する為のシステム(実は一番ウケるだろうと思っていたのですが8票でした…)と、もう1つはビーコンを使用した梅田地下街のルート案内のアイデアでした。後者が16票を得てハッカソン候補に残り、昼食後までにどのアイデアに参加したいか決めるという流れでした。

チームビルドではそれぞれのアイデア前に人が集まったのですが、残念ながら自分のアイデアには人影がなく、同じくビーコンを使った梅田ダンジョンを攻略するゲーム要素を持たせたアイデアのチームに合流させて戴く形でチームの結成となりました。構成はプランナー、Androidアプリ、Webアプリ、iPhoneアプリ(自分)という主に技術者の寄り合いに。

エンジニアが居なくて途中解体、別チームへ合流するチームもありました。

ハッカソンへ

午後からはアイデアを元に飛躍させたり煮詰めたり落とし込んだりして、ハッカソンのゴールを見つけていきます。やはりビーコンを使ったサービスなので、iPhoneアプリを軸に、Androidを使ってスマートグラスを活用する、という骨子は決まりいざ実装の開始です。

が、ここで問題発生。実は開発用のMacBookAirのOSがLionのままで最新のXCodeをインストールできず、iBeacon周りの実装が出来ないことが判明(開発環境をiMacに移行していたのですっかり忘れていました)。。。ということでのんびりとOSのアップデートに1時間以上、XCodeのアップデートと余計な作業が発生してしまったのですが、iBeaconの実装に関して言えば業務で提案する用のサンプルアプリを組んだばっかりで資産があったこともあり、気持ち的には余裕でした。

そんなこんなで1日目は開発環境の構築とベースとなる実装を済ませて終わったのでした。

2日目

実は1日目が終わってから就寝までにチームメンバーとアイデアについて議論が進められていて、サービスの軸が振れている状態で2日目がスタートしました。ということでアイデアを煮詰め直す作業から始まり、なんとかまとまった昼前から本格的な実装の開始です。14時前くらいまでにアプリ側のコアな実装をほぼほぼ終わらせ昼食へ。験を担いでカツカレーにしました。梅田阪神の近くにあるミンガスでした。美味しかったです。

昼食から戻ってWebアプリ側との接続テストと調整を行い、大体の実装が終わったのが発表直前の16時前。なんとか間に合いました。

素材について

このチームにはデザイナーがおらず、誰も絵が描けません…ハッカソンでもやはり見栄えが評価に大きく影響を与える要素なのですが、能力が無いものは仕方がない…どこか素材集を探して引っ張ってくるか、と漠然と考えていたのですが閃きましたよ。LINEクリエイターズスタンプの寿司ゆきお持ち帰り用『折り詰め寿司ゆき』としてCCライセンスで配布されているのを!

そして偶然にもトイレ休憩から戻る最中に、ちょうどナレッジサロンへ行こうとされている作者のあわゆきさんと遭遇。事情の説明と使用を考えている旨を伝えたところご快諾頂きました。感謝感謝。

実際、こういう即席チーム構成ハッカソンだとデザイナーがチームに居なくて、というシチュエーションは多々あるように思います。そんな中で高品質で使用が許される素材の引き出しを持っているのはとても大事なことだと思います。

(画面キャプチャです。デザイナーが居たらさらに良い見栄えになるのでしょうが…)
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発表

発表は寸劇から始めることになりました。こういう選択がすっと出てくるあたりメンバーがハッカソン慣れしていると楽です。緊張しぃですがなんとか頑張りました。アプリ操作の共有を持つだけの時間が無かったので、作ってる本人がやるしか無かったんですけどね。

素材に寿司ゆきを使ったこともあって、ストーリーも寿司を食べてクーポンを貰った、というシチュエーションで押し切りましたw

当初はAirPlayでMBAからプロジェクターにiPhone画面を出力する予定だったのですが、土壇場でAirPlayサーバーが落ちてる…そして発表は開始されているので、制限時間を考えるとPC再起動の余裕などは無く、小さい画面を見せながらのプレゼンしかありませんでした。。。魔物はどこかに潜んでいるものです…

結果は

懇親会を兼ねた結果発表の会場はイノベーションハブの向かいにあるナレッジサロンにて行われました。

残念ながら優秀賞は逃しましたが、ゼンリンデータコム提供のAPIを使用していたこともあり、ゼンリンデータコム賞を受賞。副賞としてAmazonギフトカードを頂きました(アナと雪の女王DVD購入に充てさせて頂きますw)。

ビーコンを活用するためのアイデアがブレイクスルーできず、何か案が出てくることも期待しての今回の参加だったのですが、クーポンの取り扱いに工夫を持たせたことがイノベーションハブの角さんに突き刺さったようで絶賛して頂きました。いずれ形にして展開できるといいなーと思いつつ、温めておきたいと思います。

終えて

結局、実装に使った時間といえば5,6時間程度だったのではないかと思います。それが可能だったのも日頃からの蓄積があったからこそ、と日々の精進を怠ってはいけないと褌を締め直すと共に、イベントに参加して自分とは異なる視点や知見と触れることも大事だと再認識した次第です。特に今回組ませていただいたチームは優秀な方ばかりで、とてもよい刺激になりました。

最後に

ビーコン関係でサービス展開を考えている方がいらっしゃればご連絡をお待ちしております。iPhone6でNFCが載るという噂もありますが、設置モジュールを安価に展開できるiBeaconはO2OサービスにおいてNFCとは違う土俵でまだまだ可能性はありますし、iOS8からiBeacon周りの機能強化も予定されています。今夏からのAndroid端末に搭載されるAndroid4.3もiBeaconが使用できますし、環境は整いつつあります。テレビ番組でも使用されたり、観光協会などでの活用も始まっています。
有利な点、逆に弱点も踏まえた上でサービスとして展開出来るようご相談を承ります。またデモ用のiPhoneアプリ、Webアプリも用意しておりますので、それを軸に考えてみるのも良いかもしれません。

いつ始めるの?今でしょ!(古い)


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