オープンデータについてご存知ですか?

投稿日:2015-08-07

この記事は枚方市版53742015年枚方市議会議員選挙「票はどこへ入った?」を見て、このサイトに行き着いた人に是非読んでほしいと思い、キーボードを叩いています。

オープンデータとは

オープンデータという言葉をご存知でしょうか?言葉のおおまかな意味としては、2次利用が可能(商用や改変等が可能)で機械判読になっているデジタルデータの事を指します。要はコンピュータで扱えて誰でも利用可能なデータです。データの配信元は行政だけに留まらず、企業や個人がオープンデータとして公開しても問題ありません。日本も2013年のG8サミットでオープンデータ憲章に合意した事をスタートに行政の持つデータをオープンデータ化する動きが始まっており、各市町からも公開される流れになってきています。

行政の取り組み

各市町の取り組みには濃淡があり、積極的に展開している地域もあれば様子を見ているところもあります。わが街、枚方について目を向けてみると、2015年4月1日からオープンデータの公開が始まり、データの種類も着々と増えてきています。5374や選挙結果についても、このオープンデータを活用して作られています。関西圏で見るとやや立ち遅れた印象はありますが、公開のスピード感や種類から見ても積極的に行われており良い印象を受けます。近隣の市町で見てみるとここまで活発に動かれているところは無いようで、北河内や北摂地域の中では一歩先んじたところにあります。
行政はオープンデータ化するにあたって非常に有用なデータを多く保持しています。しかしオープン化するにあたって、「どのように使われるのか」や「データ利用によってクレームが発生する」ということがハードルになってオープン化が進まない、という現象が起きます。一方我々開発者の視点から言えば、「どんなデータがあるか分からない」、「データがあれば面白いものが作れるのに」という、まさに“卵が先か鶏が先か”になってしまいます。オープンデータ化が加速する第1歩はこのハードルを超えることが肝心だと考えており、枚方市の取り組みが始まったことに合わせて、他地域で活用されている事例を元に実績として制作したのが上記2点の例になります。

オープンデータがもたらすもの

オープンデータはただのデータです。活用されてこそその価値が生まれてきます。行政の視点で見た時、そのデータが活用されることで市民サービスの向上や業務改善、地域の満足度の向上や地方創世、移住の促進など使い方によって生まれてくる非常に多くのメリットがあります。ではそのデータを活用するのは誰でしょうか?他でもないその地域の市民である自分たちのような開発者になります。そしてそれは開発者だけではなく、多様な考え方を持つ市民一人一人であると言えます。データを扱える技術が大事なのではなく、データをどう扱うかを考えることが大事なのです。
この様にオープンデータを活用することで、市民が行政活動に参加していく事をオープンガバメントと呼び、欧米(特にアメリカ)ではその流れが進んでいます。行政に対して市民参加が促進されることで、より住みやすい街、より良い街になるでしょう。オープンガバメントが進むことで、上記のメリットだけでなくIT関連の雇用創出も生まれ、ITを軸にしたまちづくりが促進されていきます。地方創世が叫ばれ、国からの補助金や交付金も多く、いろいろな施策が各地域で繰り広げられています。しかしその難しさはお金をばら撒いたり、他地域の成功事例を真似しても二匹目のドジョウは得られていないように、その地域独自の魅力を発信・作らなければいけないという点にあります。東京に集中しているIT技術者が、離れた場所から地域のIT活性を行うことはできないのです(できなくはないけど、効果は無いでしょう)。その地域に根付いたITを扱える技術者の雇用や、将来の技術者の教育など、オープンデータから始まる動きは多岐に渡ります。

自分たちの取り組み

オープンデータ化の促進と同時に、そのデータを扱ったり新たなデータを創出するための活動を枚方を中心に広げていきたいと考えています。市民がIT技術を活用してまちづくり・公共サービスの改善を行う取り組みを「Code for X(Xは地域名など)」と呼び、鯖江や金沢、近くでは神戸、滋賀、生駒など各地で活動が始まっています。花火に取り組んでいる滋賀や子育ての生駒など、それぞれの地域で特色を持った活動となっています。枚方に目を向けてみると、健康医療都市を標榜し、5つの公的病院・3つの医療系大学などが組織するコンソーシアムなど健康・医療に強い街、という特色があるのではないかと思い、それを軸に活動を進めていけないかと考えています。

ただ人脈の弱さか、ITに関わる人材との繋がりが少なく、枚方だけでなく近隣市町まで手を広げ「Code for 京阪」として進めるのが良いのだろうか、いやいやまずは地に足をつけて「Code for 枚方」でしょう、と最初の一歩が踏み出せない日々です。まだ始まっていない取り組みではありますが、興味を持ったり賛同してくださる方がいらっしゃれば是非ご連絡頂き、一緒に進めていくことが出来れば嬉しく思います。

オープンデータを促進させ、より良い街になるよう取り組んでいきましょう。


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