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07月10日 

Web関係

一人歩きのSEO

お客さんの所に行って話をすると必ず出てくる言葉。

「SEO対策はしていただけますか?」

答える時は

「サイトの中でやれることはやりますよ」

うちはテーブルでのレイアウトはお断りしていて、基本的にXHTML1.0 Strictで組むし、文書の再構造化も行い適切なマークアップをするようにしているので、デフォルトで検索エンジンのロボットに親和なサイトになっている(と思ってる)。

「Web標準」という言葉が持て囃され、同時にSEOという言葉が一人歩きし始めた頃、SEO対策といえばテーブルレイアウトの構造を(X)HTMLとCSSで組み直すことと同意で、制作会社の口車に乗せられサイトを更新した経験のあるクライアントは多いことだろう。ま、それはそれで全然悪くない。当時は凄いことのように言われてたことが、今や業界では当然の事になってるし対応できない制作は白い目で見られる(実際にまだ存在するし!)。
自分の言う「サイトの中でやれることはやりますよ」というのは、言うなれば「最初からSEOされたページを作ってますよ」程度なのだ。
言葉的には間違ってない(と思ってる)。「Search Engine Optimization」なのだから(もちろん、最近のSEOに有効とされてるページ構成は取り入れますが)。

じゃ、これで検索サイトの上位にバンバン表示されるようになるんですね?というのがクライアントの考え。

いやいや。

「どんなキーワードで検索に引っかかりたいですか?」と質問してみる。

「○○、××、格安」

格安って言葉、サイトの中に1回も出てきませんよ?サイトの中に検索で当たって欲しい言葉が出てきてないのに、検索上位に出てくる事なんて無理っぽくないですか?さらに「○○」なんて競合他社も狙ってるキーワードですよね?大変ですよ?

(ここで暗躍するのが、衛星みたいなサイトを作りまくって被リンク数を稼ぎ、ページランクを上げて対応するSEO屋。が今回はその話パス)

ここから大事になってくるのが「SEM(Search Engine Marketing)」。
検索エンジンを考えたマーケティング。というかコレが一番大事。

  • ターゲット層に対するキーワードの策定
  • 1つのキーワードに対して、一緒に検索されるキーワードは何か?
  • 組み合わせのキーワードがサイトに対して有益な物はどれか?

そのキーワードを含めた上で、サイト内の文章をライティングしていくことが必要となる。カタログに載っている文章では難しいことも多いので、検索エンジンに対応した文章にリライトしないといけない場合も(実際、それが出来るライターは人気です)。
その出来上がった文章に適切なマークアップを施すことで、検索エンジンにも親和で、見に来たユーザーも見やすいページ作り。
必要であればランディングページ(検索サイトから飛んで来やすいページ)の提案もあるし、さらには別サイトとしての独立、なんて提案も出来るかも。

そういった施策、対応を行っていって初めて検索結果の上位に表示されるようになってくるんです。

さ、これで検索上位に表示されるようになりました。

ところがどっこい。

すでに競合が多いキーワードだと、既に上位に来ているサイトを押さえ込んで自分のサイトを持ってくることは大変です。資本があってサイトにお金を掛けられるところには太刀打ちできないですよね?やはり現在上位に来ているということは実績がある故ですから。

ここまでの話は、一般的にSEO・SEM対策として実施される基本的な内容です。

そこで一旦話を戻して考えて欲しいのが、キーワードの選定や文章を考える時に、地域だったり自身の強みをもっと前面に押し出してみる、ということ。
美容院」で検索されて上位に来なくても「摂津富田 美容院」で上位に来ることの方が、実際にお客さんとして来店してくれそうな人に対しては重要ですよね?「彦根 動物病院」より「彦根 動物 急患」で上位に来る方が、お客さんにとって(も)有益ですよね?

  • 実際のお客さんになってくれる層・地域などに絞って考える
  • 検索で表示されて、見に来たお客さんが有益だと思える内容にする

この点をしっかり考えた上で、キーワードの選定やライティングを行っていくことで、大手やポータルサイトが奪い合う検索キーワードから離れ、実際のお客さん候補を的確に誘導して有益なサイトとしていく種があるのだと考えています(これも基本と言えば基本なのですが…)。

どうです?海のものとも山のものともつかぬ「SEO」という言葉も、結局は当然当たり前の事を考えて作っていくことに過ぎないんです。何かについて知りたいと検索したターゲットとなるユーザーをしっかり捕まえ、実際に閲覧された時に「このサイトは自分にとって有益だ」と思わせること。そこで初めて広告であるサイトからお客さんが獲得できた、ということに繋がっていくのだと思います。

もちろん自分はWeb業界の人間なので、クライアントの業界については全くのシロウトです。なので自分一人ではサイトを作ることが出来ません。教えていただかないといけないことも数多くあります。クライアント側と制作側が一緒に1つのサイトを作っているんだ、という気持ちを共有出来れば、もっともっと良いサイトが作れると思います(なんだか最後は精神論的な話になっちゃいましたね。。。)。

その他、検索上位に来やすくなるように、という点も含めて提案している「ブログシステムを統合したサイト作り」という話もありますが、それはまた次の機会に。。。

コメント & トラックバック

「SEO・SEM」と聞いて飛びついた人間がここにいます(笑

* 実際のお客さんになってくれる層・地域などに絞って考える
* 検索で表示されて、見に来たお客さんが有益だと思える内容にする

この二点に非常に同意です

>結局は当然当たり前の事を考えて作っていくことに過ぎないんです。
それぞれのテクニックをプラモ組み立てるように組み上げると
結論的にそれに尽きますよね
(最近のSEO屋さん行う事が多い資本投下型戦略は置いといての話で・・・・笑)

それすでにやっとるじゃん?っていう結果が多いと思いますしね(^^:

実際 リアルで検索するユーザー層考えないとマジで効果が無く
自分の場合は目的のページなりサイトなり作成する際

自分の周りで かぶりそうなターゲットがあれば
軽くリサーチするようにはしてますね(笑

実際 ウチの奥さんやママ友さん達 から気づかされるのですが・・・・
ネットでお習い事とか検索するケースの場合でも

上位にくるページが口コミサイトや 評価サイトが乱立しているせいか
(大半スパムも多いのですが)
最近じゃ 10ページ目層まで 検索しちゃうと言うケースも多く見受けます

「ひどい時20ページ目くらいまでググ(ヤフ)るわぁ」って声も増えてますね(笑

まぁSEO屋さんの(まぁ自分も端くれですけど)
テクニック理論で信者の多いSEOやさんの持論に矛盾が出てきてる感じもしないでもないですし

リアルユーザーも知識増えてることを認識しなおさないと
かなり やばいと感じる今日この頃ですね(^^:

> まさん
それぞれのターゲットのネットリテラシーに即した検索行動やパターンもある程度把握しておく必要がある、ということですね~
10pまで探される、というのには脱帽ですw

Web技術の中でも特に変化の多い分野ですし、日々勉強、日々調査が必要ですよね~

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